① 会長挨拶

ご挨拶

 この度、九州矯正歯科学会の会長を拝命しました宮脇正一です。

 九州矯正歯科学会は、2005年に設立され、歯科矯正学に関する学理及びその臨床応用についての研究発表、知識の交換、会員相互及び内外の関連学会との連携協力等を行ってまいりました。九州における歯科矯正学の進歩普及を図り、もって学術の発展、住民の口腔衛生の向上に寄与することを目的としています。

 現在、本学会は、九州8県および九州地区の5大学を単位とした支部から構成され、550名を超える会員が、研究などの学術活動や国内外の学術団体との交流ならびに地域医療への貢献など、様々な活動を通じて、歯科矯正学の発展に貢献しています。

 さて、学術活動について、COVID-19の影響などにより学術大会が開催出来なかった年もありましたが、それを乗り越えるためにオンデマンド配信をするなど、IT化が進められつつあります。また、もう一つの重要な柱であります学術雑誌におきましても編集業務のIT化を進めております。

 このようにIT化の推進に加え、専門業者への事務局の業務委託などによって、業務の効率化を図りながら、今後も学術活動や国際交流の推進、地域医療への貢献ならびに若手の育成をさらに推進していく所存ですので、会員の皆様におかれましては、より一層のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

九州矯正歯科学会

会長 宮脇 正一